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読書会よろず小屋2018年7月例会の報告(7月7日:西原理恵子『生きる悪知恵』文春文庫)

 読書会よろず小屋7月の例会は、2018年7月7日(土)にルノアール大久保店マイスペース会議室で行なわれました。12名の方々が出席され、活発な議論を交わしました。

 今回のテキストは、西原理恵子『生きる悪知恵』(文春文庫)。



 レポーターからレジュメに基づいて本書の概要と興味深いと思われた点の説明があり、それをふまえて意見交換をしました。以下に討論の焦点を抜粋します。

  • 働く妻と男のプライド問題は根が深そう。
    →身長についても同じ問題がある?
  • パートナーのバックアップという提案については疑問に思う。
    →リスクヘッジの考え方を親密な関係性にどこまで持ち込めるか?
  • ユーモラスな点や少々グロテスクな点も含めて吉田兼好の徒然草に似ているかも。
  • 就職できない大学生に横入りせよとの助言だが、この質問者には届かないのでは。
    →なぜなら質問者が欲しているのは共感であって解決ではないから。
    →対照的に岡田斗司夫の回答は共感型。
    →あるいは景気に左右される問題だからコンプレックスを抱く必要はない、と伝えるべきでは?
    →横入りがいくらでも可能だという感覚自体がバブルっぽい。
  • ブラック企業についての質問だが、最近はみんなブラックなのでは?
  • 暇な部署に勤める相談者の件だが、資格をとるのはむやみに目指すべきではない。
    →生きていく上で必要なものは何か見極めていかないと資格ビジネスの餌食になる。
    →そもそもひまな部署なんて早晩つぶれるのでは?
    →他方で、うまく働けない人を配置しておく部門として暇な部署も必要なのかも。
  • 異動に不満という相談者について。それは遠回しのリストラでは。
    →かりにほんとうにミスマッチだとしたら会社にとっても損失なので、いずれ改善するはず。
  • かつら案件について、そもそも女性の整形と男性のかつらって同じようなものなのか。
  • フィリピンパブにいってまで英語が必要なのか。
  • 育児中の同僚にイライラする問題は難しそう。
    →そもそも負け組意識があるから難しい
    →権利の主張、申し訳ない気持ち、両方とも必要である気がする。
    →これはベビーカー問題にもつながっている。
  • 西原の視点の本質をとりだすとしたら何か。
    →自己責任論?共依存?ヤンキー?
    →鶴見俊輔好みのように感じる。

関連文献
 鶴見俊輔の名前が出てきましたので、過去によろず小屋で読んだ著作をあげてみます。それぞれ2002年、1989年、1989年に取り上げました。







 次回例会は、8月18日(土)18時より、ルノアール大久保店マイスペース会議室で行ないます。ご案内はこちら
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