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読書会よろず小屋2018年4月例会の報告(4月21日:古内一絵『マカン・マラン』中央公論新社)

 読書会よろず小屋4月の例会は、2018年4月21日(土)にルノアール大久保店マイスペース会議室で行なわれました。今回はスカイプ参加の方を含めて9名(二次会でさらに1名)の方々が出席され、なごやかに意見交換しました。

 今回のテキストは、古内一絵『マカン・マラン』(中央公論新社)。



 レポーターからはレジュメにもとづいて作者の紹介とストーリーの報告があり、その後、自由に感想・意見を交換しました。論点の一部を以下に抜き出してみます。

  • 著者の略歴があとになるほど抽象的になっていくのがおもしろい。打ち出したい人物像が明確化されていくということか。
  • 本書は大沢在昌にとっての新宿鮫シリーズのようなものか。
  • 「こんなカフェ、あるわけないだろ!」と思いつつ心地よい嘘にたゆたう感覚で読める一冊。
  • どのエピソードでも「かませ犬」的な料理が配置されることで、本命料理が輝くような構造を一貫してとっている。
     →「悪者」を見出して安心したいメンタリティ?ほかにもっと心配すべきことはあるだろうに?
  • 作中のライター専門学校についてのシニカルな記述は、作者の出身大学を考えると複雑な気持ちにさせるものがある。
  • 漫画、テレビドラマ、映画の原作としてよさそう。
  • レシピが実際に作ってみるには難しい!!
  • マクロビや糖質制限ダイエットについて情報交換。前者は豊かな社会の都市部に暮らす恵まれた人々のものでは?
  • マクロビとアトピー。マクロビが全然アトピーに効かない反面、ジャンクフードばかり食べていても肌がきれい、という理不尽。
  • 本書はマクロビ的なものも含め、食べ物エンターテインメントではないか。
  • 本作の中に出てくる学歴の話がリアル。

関連文献
 以前の例会で取り上げた一冊。



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