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読書会よろず小屋5月例会の報告(6月24日:オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』角川ソフィア文庫)

 6月例回は広報担当である私が出席できなかったため、参加者のDさん、Yさんに記録をお願いしました。Dさん、Yさん、ありがとうございました。

 以下お二人の記録に基づく報告です。

 読書会よろず小屋6月の例会は、6月24日(土)にルノアール大久保店マイスペース会議室で行なわれました。9名の方々の参加を得て、賑やかに意見交換をしました。

 今回のテキストはオイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』(角川ソフィア文庫)。



以下、論点を紹介します。

  • 日本の禅・弓道を学んだ2人のドイツ人(ヘリゲルとデュルクハイム)はどちらもマイスター・エックハルトの神秘主義の影響を受けている。
  • この2人の影響でドイツでは弓道と禅が結びついているが、日本の弓道はあまり禅と結びついていない。
  • 無我の境地というのは、子供が夢中になって遊んでいる状態に近いのか。
  • 武士が死を恐れなかったという話があるが、それには家の存続という目的もあったのでは。
  • 山田奨治などのヘリゲル批判。ヘリゲルの述べた事には、翻訳などの点で疑わしい点がある(そもそも阿波と二人きりの夜に語った言葉が伝わった筈がない)。
  • ヘリゲルは多数の言語に精通しながら、何故か日本語は最後まで学んでいない。
  • ”Es”を 翻訳する際に勘違いがあったのではないか。
  • スポーツ(例えば日本野球、川上哲治)における精神論は、どこまで通用するか(菊とバット?)。
  • 宗教もスポーツも、少数の人のドラマチックな成功体験が一般化されすぎではないか。
  • ヒムラー等、ナチスが日本の武士道の精神を利用していた。
  • ヘリゲル的な禅とオウム真理教とのつながりは如何。
  • ビートルズにとってのインドのようなもの?
  • ドイツ人は弓道などに神秘主義を結びつけたがるが、フランス人の柔道はスポーツとして受容されている

 次回例会は、7月15日(土)18時より、ルノアール大久保店マイスペース会議室で行ないます。ご案内はこちら
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