FC2ブログ

読書会よろず8月例会の報告:モンテーニュ『エセー抄』

 読書会よろず小屋8月の例会は、8月29日(土)にルノアール大久保店マイスペース会議室で行なわれました。初めての方も含めて10名の方々が参加され活発に議論をしました。

 今回のテキストはモンテーニュ『エセー抄』みすず書房



 報告者からは重厚なレジュメと様々な資料を用いた詳しい報告がなされ、それを踏まえて参加者で意見交換がなされました。以下にその一部を抜粋します。

  • ソクラテスの死について。その歴史的な背景。当時の政治的な争いとの関連について。
  • 知る、認識する、という言葉が各国語でどのようなニュアンスをもつか。例えばフランス語の場合のsavoir, connaitre, reconnaitre は、英語のknow, cognize, recognize や日本語の知る、認識するという言葉とどのように対応したりしなかったりするのか。
  • 前回例会の主題「知」は(フーコーがそうであったように)フランス語では savoir 、では英語では? 認識論は epistemologie 、これは英語の theory of knowledge とどう対応するか。
  • 反知性主義について。ホフスタッター、森本あんりなどの議論を今日の日本で(安倍政権や橋下大阪市長等が反知性主義と批判される状況において)どう受け止めるか。
  • デカルト、パスカル、モンテスキューといった後のフランスの大思想家に比べ、文体も内容も緩い。その意味で癒し系?
     →デカルト、パスカルは強迫的。どちらかといえば自意識こじらせ系?まったりしたモンテーニュはそういうこじらせ系の解毒剤になり得る?
  • 魔女狩りの歴史。アメリカとフランスとで時期的に違いがある。
  • モンテーニュ的ということでいえば、日本の哲学者・倫理学者、田島正樹を思い出す。

関連文献
反知性主義の話題で参照された森本あんりさんの『反知性主義』



 次回例会は、9月26日(土)18時より、ルノアール大久保店マイスペース会議室で行ないます。ご案内はこちら
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yorozugoya

Author:yorozugoya
 読書会よろず小屋のサイトです。都内で月に一回読書会を行っています。オープンな読書会ですので、興味のある方はのぞきにきてみてください。詳しくは下記のエントリをどうぞ。



次回の例会についてはこちら。

・次回例会のご案内

また、連絡用掲示板、Twitterアカウントはこちらになります。

・よろず小屋掲示板
・読書会よろず小屋 yorozu_goya

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR